ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ
こんにちは!
気づいたら年が明けていておったまげております。
さて、今回はロストリバーデルタの村側、メキシコ料理がおいしいミゲルズ・エルドラド・キャンティーナについてお話していきますね。
黄金郷…つまりエルドラドを求めてこの地にやって来たのがこのお店のオーナー、マイケル、スペイン語でミゲルです。
彼は黄金郷を探していただけでなく、マヤ文明などの珍しい遺物も収集していたらしく、1階にはそれらの多くが飾ってあるので今回はそれらを主に紹介していこうかと!
と、その前にこのお店を1階外から見てください。
このように木の柱で何かを支えているのが分かります。なぜなのか?
店内に入って確認してみましょう。
なんと、店内の窓枠といいますか、石が若干崩れているため木で補強していたのですね。
ロストリバーデルタのこういう手作り感、だいすきです。
それでは本題に入ります。以下は箇条書き風で失礼しますね。
(へっぽこ英語力なため、筆記体の解読や日本訳が間違っていましたらコメントで指摘してくださると幸いです…!)
I brought this lopper cresent headdress from a frustrated treasure hunter needing money to get back home in October 1931.
(私はこの三日月型で尖ったヘッドドレスを、家に帰るためにお金が必要な貧困のトレジャーハンターから受け取った。)
This atlatl was given to me by the Chacvitos as a thank you for help us cure his son of malaria.
(このアトラトルはChacvitosの子供がマラリアにかかったときに助けたお礼としてもらった。)
以前に書いた記事、ロストリバーデルタ市場編で紹介したキニーネという薬はマラリア熱に有効と解説しましたが、こんなところにもマラリアの名があることから、当時どれだけ流行したかがうかがえます。
また、アトラトルとは魔宮Qラインの黒板にも書かれてるのですが、古代文明における投槍器のこと。
Chacvitosが何なのかは調査中です、すみません。
(2017.08.05追記)
コメント欄にてモップさんよりChacvitosについて解説していただきました。以下、引用です。
Chacvitos
・・・についてですが、
検索をかけてみると、
「スペイン人の子供たち」とありました。で、その後に更に「his son」が
きているので、素人訳ですが、
ここでの「Chacvitos」は
「スペイン人の若者たち」って
感じかなーと。
I won these knives & hatchets in a porker game from Red Culpepper in the spring of 1930.
(1930年 春、私はRed Culpepperにポーカーゲームでこれらのナイフと斧を勝ち取った。)
Red Culpepperって誰なの…!
These whistles were washed up by the heavy rains of 1925 near Lubaantun.
(1925年 Lubaantun付近、これらの笛は大雨により出土した。)
Lubaantunとは地名で、あの水晶で作られた頭蓋骨が見つかった場所です。クリスタルスカル…!
Their tumis were dug up at an old warrior burial ground just north of Chichen Itza.
(これらのトゥミはチチェンイツァの北部にある古代の戦士が埋葬された場所から出土した。)
ここに書かれたトゥミとは、古代文明において生贄の儀式の際に神官が用いたナイフのことです。
I took their whistles in trade for a bottle of whiskey some years ago.
(数年前、私はこれらの笛をワインボトルと交換した。)
話は変わって最後に、ここミゲルの水道はこのように
水道管が天井に繋がっていることから分かるように雨水を利用した(という設定の)もの!!!
ジャングルの雨水のお味、存分に味わってくださいね。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
筆記体解読にamandisneyさんが協力してくださいました。重ねてお礼申し上げます!