クリスタルスカルの魔宮-黒板(2)
こんにちは!
今回は、最近なにかと話題の魔宮のライドフォトが見れる場所にある黒板についてすこーしお話していきます。
ライドフォトを注文する際に話しかけるキャストさんが立ってる場所にあるアレです。
スマホで撮影したものなので若干画質が悪いのですが、許してくれよな!
まずは左半分。
発掘には三脚を使え
顔の石膏を成形しろ
その前に地面から掘り出すこと
他にも、ひび割れを正確に繋ぎ合わせてこれ以上割れて粉々に砕けないように石の形をキープするのに注意すること!
雨が降りそうだから早く動いてくれよ!
前回の記事を読んでくださった方はピンとくると思うのですが、ここで話題になっている遺跡とはこの
ユカタン・ベースキャンプ・グリル入り口にあるステラのことです。
ユカタンの黒板に書かれたことと魔宮のそれの内容がかぶっていることから、ユカタンの発掘チームと魔宮発掘チームの大元は同じなのかしら、なんて想像できるすてきなプロップス!
その繋がりとして、こんな裏付けもあることのご紹介。いずれ詳しく関係性について記事を書くつもりですが、ユカタンで発掘作業をしているのはユカタンの看板やおぼんにその名が書かれていることから、ペンシルベニア州立アンドリュー大学の考古学専攻チームということが分かります。
(めちゃめちゃ分かりにくくて申し訳ないのですが、手札がこれしか…!!!)
このことを頭に入れてライドフォトを背にし、左側にある荷物を見てください。
その中にこのようなバインダーがあるのが確認できます。
ざっと英文を読むと、発掘現場での記録を写真と共に残すシートのようです。そしてシートの一番上に書かれた文字を見てください。
「ANDREWS UNIVERSITY OF PENNSYLVANIA」
ちゃっかりこの場所にも名前を残すアンドリュー大学! ニクイ。
アンドリュー大学についてのちょこっとした解説はこちらの記事をご覧いただけると幸いです。
さて、話は黒板に戻りましてお次は右側。
今週
ミゲルと共にエルドラドキャンティーナで次の船が出航するときまで調査する。
北の道は開けているが、南の道まで引き返す。そこはここと川の間だ。
私たちは2週間で3人以上失った!
みんなをサイト1に戻し、1人ではどこにも行かないこと!
古代へのロマンはしばしの夢、真面目にレストラン経営だけをしているかと思われたミゲルさんですが、ちゃっかり発掘調査に加わっているみたい。
てっきりトレジャーハンターなのかと思ったら、考古学もかじっているらしく、なんだか彼を見る目が変わってしまいますね。
また、描かれた地図はもちろんロストリバーデルタの地形が描かれたものですが、左下に書かれたエルドラド・キャンティーナやベースキャンプという言葉、その間に走るエル・リオ・ペルディード…つまり失われた河の位置関係から、どうやら私たちが探検できているロストリバーデルタ以外の場所も描き込まれているような気がしてならないのですが…実際どうなのでしょう?
右上に書かれた「LA COSTA MALDITA(直訳で呪われた岬?)」も何が何だか…?
最後に忘れてはならないのが、「3人以上亡くなっている」という点。つい忘れがちですが、ここは文明の行き届かない辺境地。みなさま、どうぞ安心安全な冒険を。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
(毎度のことですが、英訳が間違っていたら遠慮なくコメント欄で指摘してください! 大変ありがたいです。)
ユカタン・ベースキャンプ・グリル(遺跡)
こんにちは!
今回はスモークされたお肉がおいしいユカタン・ベースキャンプ・グリル内にある遺跡たちについてお話していこうかと!
と、その前に、このレストランのBGSは公式がいちばん簡潔なので引用させていただきますね。
考古学者たちの野営所でお食事を!
古代遺跡発掘のための考古学本部、ユカタン・ベースキャンプ。調査だけでなく、食事目当てでやってくる人も多いので、遊び心のある考古学者たちが看板に「グリル」の文字をつけ足してしまったんだって!あなたもスモーク料理で腹ごしらえして、調査に加わってみては?
というわけで、この場所は元々遺跡の発掘だけをするところだったためいくつかの遺跡があるわけです。
さて、本題に入っていきましょう。
もちろんここでもインディは発掘調査をしており、クリスタルスカルの魔宮Qライン中の黒板と同じ筆跡で書かれた黒板がユカタン内にあるので、それに沿って説明していきます。
①発掘して木箱に入れる。
木箱というのはこの「ふるい」のこと。
砂と土器などの破片を分離する際に大切な道具です。また、使わなくなったふるいはこのレストランではランプとして再利用されていますよ!
②獣神型の石像は壁のプロット2の肖像の全体像だと思われる。
壁というのは裏庭にあるこの壁画のことで
ここでは壁がひび割れており不完全ですが、入り口にあるこの石像
では完全体になってるよ〜ということを説明しています。
そしてこの石像にはモデルがあり、それがキリグア遺跡の獣神型Pです。
蛇をモチーフにした獣型神の口からのぞく人型は勺と盾を持った王だとする説や、トウモロコシの神様がトウモロコシを掘り出そうとしているところだという説もあります。
なぜにトウモロコシ? と疑問が湧きますが、マヤでは人間はトウモロコシからうまれた、といわれているそうです。
いずれ考察した記事を書きたいと思っているのですが、グリーティング施設ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル内の壁画にもトウモロコシが描かれているので探してみてくださいね。
③羽か水か、火か?
同じ彫刻が魔宮の中の翼のある円盤の隣にある。
氷の頭蓋骨の守護者?
どうやらインディは、壁画の獣神型P下のオレンジのモヤモヤが何だか決めかねているようです。
同じ彫刻が〜という記述にある「翼のある円盤」というのはおそらくクリスタルスカルの魔宮ライド中、誘惑の間で左右を向くと壁に描かれて(彫られて)いるもののことだと思うのですが…!
なにぶんあの場にいれるのは一瞬なので、私は同じ彫刻を見つけられたことがありません。かなしみ。
また、「氷の頭蓋骨の守護者」は象形文字の解説なのでしょうか…?
④中段の2と3の発掘を続けろ。ブラシで擦るだけ!
そしてパコたちで三脚を立て石碑を雨が降る前に掘り出せ。
この石碑を参照するためにアブナーと共にコパンに調査へ。
クリスタルスカルの魔宮アトラクション中では金儲けしかしてなさそうなパコも、ちゃんと発掘調査をしてるんだ…!とたまげる文章。
ここでいう石碑とは入り口にあるこちら。
2枚目の下の方をよく見ていただくと、まだ埋まっているのが分かるかと!
この遺跡にもモデルがあり、そのことはインディたちにも分かっているようで、黒板にもコパン遺跡へ行くということが書かれています。
同行者として挙げられているアブナーですが、彼はインディの考古学での師匠でありインディの恋人マリオンのお父さんでもあります。
アブナーは映画インディ・ジョーンズシリーズに実際に姿を表すことはないのですが、名前はあがるのでぜひ映画をご覧になってください! 代表的なのはやはり1作目、失われたアークです。
ところがこのアブナー、1936年に死んでいるとされていて、ロストリバーデルタの年代が1930年代という設定があることから考えると、だいぶロストリバーデルタの年号がしぼられてきますね!
ここでひとつ、ロストリバーデルタには数々のマヤやアステカをモデルにした遺跡があり、それらはロストリバーデルタが存在する世界、つまりインディたちが生きている世界ですね、には存在しないものと思っていたのですが、どうやらこれらを鑑みるとモデルがあることをインディたちは分かっているみたいですね。
ロストリバーデルタの世界線とは……
さて、話は戻りこの石像のモデルは考古学上ステラと呼ばれています。裏面にはマヤ文字が刻まれており、地域の歴史が刻まれていることは分かっているそう。少し前に話題になった、2012年人類滅亡説を唱えたのもこのステラの仲間です。ですが、コパン遺跡にはいまいちこのステラに似たものがなく…忠実なモデルは無いのかもしれません。
最後に、黒板では言及されていない遺跡を紹介して終わりますね。
こちらはスペインの国立人類学博物館に収蔵されている円筒型遺跡。マヤ文明のものではなく、アステカのものだというのがロストリバーデルタでは珍しいポイント!
宇宙に向けて放たれる太陽光戦を表していて、暦として使われていた説や、捕虜を置いた台座という説もあります。モデルの円筒型石碑には溝があり、捕虜の血が流せるようになっているのですが、ユカタンのものにはないことから、ロストリバーデルタの人々は暦として使っていたのかもしれません。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ
こんにちは!
気づいたら年が明けていておったまげております。
さて、今回はロストリバーデルタの村側、メキシコ料理がおいしいミゲルズ・エルドラド・キャンティーナについてお話していきますね。
黄金郷…つまりエルドラドを求めてこの地にやって来たのがこのお店のオーナー、マイケル、スペイン語でミゲルです。
彼は黄金郷を探していただけでなく、マヤ文明などの珍しい遺物も収集していたらしく、1階にはそれらの多くが飾ってあるので今回はそれらを主に紹介していこうかと!
と、その前にこのお店を1階外から見てください。
このように木の柱で何かを支えているのが分かります。なぜなのか?
店内に入って確認してみましょう。
なんと、店内の窓枠といいますか、石が若干崩れているため木で補強していたのですね。
ロストリバーデルタのこういう手作り感、だいすきです。
それでは本題に入ります。以下は箇条書き風で失礼しますね。
(へっぽこ英語力なため、筆記体の解読や日本訳が間違っていましたらコメントで指摘してくださると幸いです…!)
I brought this lopper cresent headdress from a frustrated treasure hunter needing money to get back home in October 1931.
(私はこの三日月型で尖ったヘッドドレスを、家に帰るためにお金が必要な貧困のトレジャーハンターから受け取った。)
This atlatl was given to me by the Chacvitos as a thank you for help us cure his son of malaria.
(このアトラトルはChacvitosの子供がマラリアにかかったときに助けたお礼としてもらった。)
以前に書いた記事、ロストリバーデルタ市場編で紹介したキニーネという薬はマラリア熱に有効と解説しましたが、こんなところにもマラリアの名があることから、当時どれだけ流行したかがうかがえます。
また、アトラトルとは魔宮Qラインの黒板にも書かれてるのですが、古代文明における投槍器のこと。
Chacvitosが何なのかは調査中です、すみません。
(2017.08.05追記)
コメント欄にてモップさんよりChacvitosについて解説していただきました。以下、引用です。
Chacvitos
・・・についてですが、
検索をかけてみると、
「スペイン人の子供たち」とありました。で、その後に更に「his son」が
きているので、素人訳ですが、
ここでの「Chacvitos」は
「スペイン人の若者たち」って
感じかなーと。
I won these knives & hatchets in a porker game from Red Culpepper in the spring of 1930.
(1930年 春、私はRed Culpepperにポーカーゲームでこれらのナイフと斧を勝ち取った。)
Red Culpepperって誰なの…!
These whistles were washed up by the heavy rains of 1925 near Lubaantun.
(1925年 Lubaantun付近、これらの笛は大雨により出土した。)
Lubaantunとは地名で、あの水晶で作られた頭蓋骨が見つかった場所です。クリスタルスカル…!
Their tumis were dug up at an old warrior burial ground just north of Chichen Itza.
(これらのトゥミはチチェンイツァの北部にある古代の戦士が埋葬された場所から出土した。)
ここに書かれたトゥミとは、古代文明において生贄の儀式の際に神官が用いたナイフのことです。
I took their whistles in trade for a bottle of whiskey some years ago.
(数年前、私はこれらの笛をワインボトルと交換した。)
話は変わって最後に、ここミゲルの水道はこのように
水道管が天井に繋がっていることから分かるように雨水を利用した(という設定の)もの!!!
ジャングルの雨水のお味、存分に味わってくださいね。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
筆記体解読にamandisneyさんが協力してくださいました。重ねてお礼申し上げます!
フィエスタ・デ・ラ・ルース
こんにちは!
今回はロストリバーデルタ的クリスマス、フィエスタ・デ・ラ・ルースについてお話していきたいと思います。
光の祭りを意味するこの催し、アメリカンウォーターフロントなどとはまた違った素朴な光が魅力的ですよね。
以前までロストリバーデルタでは夏のフルータ! フルータ! フィエスタ!、秋のチップとデールのスケルトンフィエスタと、季節ごとにお祭りを行う賑やかな場所だったのですが、今ではクリスマスを残すのみとなってしまい寂しく思っております。
さて前置きはこのへんで、プロップスの紹介に参りましょう。
まずは自然の木を利用した大きなクリスマスツリー!
ここには以前紹介したピニャータがドナルドとデイジーの形を成して飾られています。
7つの大罪を表すとお話した、7またに分かれたピニャータもロストリバーデルタのどこかに飾られているので探してみてくださいね。
また、ここに至るまでの緩やかな坂道には
発掘現場らしくハケやスコップが飾られたツリーがあるのも、ロストリバーデルタにキャンプを構えている考古学者たちもクリスマスを楽しんでいる様子が伺えてすてき。
それから坂道にはもうひとつ
夜になると光るこのような紙袋が置かれていますが、中にはキャンドルが入っていてアメリカの南西部に1500年代から伝わる伝統的な飾りなのだそう。
ここで少し市場エリアの方に戻ってみましょうか。
ところどころに真っ赤なお花、ポインセチアが飾られているのが目に付きませんか?
実はこのお花、ロストリバーデルタのモデルの地域メキシコが原産地なのです。
なぜクリスマスにたくさん飾られるのか、そのわけは上から見た形がキリスト生誕の際に輝いた星のように見えるから。
別名も聖夜を意味するノーチェブエナだったりと、クリスマスと密接に関係しているお花だったのですね。
この近くにはいかにもメキシコ! って感じの派手な彩色のクリスマスツリーが飾られていますよ。
なんだか寒い12月のイメージとはかけ離れていますが、これはクリスマスの時期メキシコの季節は日本でいう夏のように暑いため!
オーナメントの中には海を連想させるヒトデも紛れているので探してみてくださいね。
オーナメントといえば、ここにもピニャータだったりなぜか熊らしきコも飾られています。
メキシコではクリスマスといえばキリスト降誕をお祝いする日なので、キリストが生まれた際の様子を人形で表す習慣があるのですが、さすがに熊は家畜じゃないですよね…?
何か分かる方がいましたら、情報切実にお待ちしております。
他にも辺りを見渡すとこんな飾りが!
メキシコ、特にオアハカという地域ではブリキ細工が盛んでオハラタと呼ばれており、伝統工芸として有名です。
この飾りはシンプルですが、カラフルなブリキ細工も人気なのだそう!
最後に、スペイン語でメリークリスマス! をご紹介。
フェリスナビダッド!
それではまたお会いしましょう。
(まだ今年のフィエスタ・デ・ラ・ルースを見に行けてないため、後々加筆するかもしれません。ごめんなさい!)
”サルードス・アミーゴス!” グリーティングドック
こんにちは!
ブログを更新するたびにお久しぶりです、なんて言ってる気がします。ですが、更新に躍起になると書くこと自体が嫌になってしまうと思うのでこのゆったりペースでの投稿をお許しください。
さて、今回は現存では唯一のドナルド専用グリーティング施設、”サルードス・アミーゴス!” グリーティングドック(以下サルアミ)のQラインについて書いていきたいと思います!
メキシコに実際にあるような、見ているだけでも楽しいカラフルな雑貨にあふれたこの場所の魅力を少しでもお伝えできたら幸いです。
まず始めに、天井を見ていただくと
このような旗的なものが吊るされているのが確認できます。これはパペルピカドといって、中国の切り絵が起源とされ、メキシコのお祭りには欠かせないもの。その際にはちょうど日本の運動会の万国旗のように、町中に飾られて祭りを彩ります。
サルアミではドナルドほか、三人の騎士として彼と仲良しのホセやパンチートモチーフのものがあって楽しいですよね。
ここからはテーブルごとに分けられた、おもちゃゾーン、楽器ゾーン、陶器ゾーンという風に順を追って解説していきます。
色が付いているものがそのとき説明したいものです。
1.おもちゃ
これは形は違えどみーんな同じ遊び方をするもの。なんだか分かりますか?
名前はバレロ。日本でいうけん玉!
その大きな違いは皿がないことですが、玉の部分を棒に突き刺すという点ではけん玉とおそろい。後で答えを言いますが(というかすぐ見つかると思います!)、この中にはヨーヨーやコマも隠れているのでぜひ探してみてください。
国は遠く離れているものの、日本でもメキシコでも子供たちの遊び道具は同じだなんて、なんだかおもしろいですよね。
女の子の人形はメキシコの民族衣装を身につけた伝統的な手縫いのぬいぐるみです。昨年までロストリバーデルタで行われていたアトモス、フルータ! フルータ! フィエスタ! をご覧になったことがある方はピンとくると思いますが、あの姉妹が着ていた衣装がその民族衣装です。特徴的なのはリボンを編み込んだ髪型。とってもすてき!
主にゲラゲッツアという収穫をお祝いするお祭りで女性が身につけます。
ふたつめに、いかにも市場で売っていそうな頼りないお顔のドナルドをはじめ、紙でできたような人形はルピータ人形と呼ばれるもの。陶器の人形は子供たち向けではないのに加え、当時はリカちゃん人形のようなビニール製のものも普及していなかったため作られたものです。カルトネリア(張り子)技法が用いられ、絵の具で着色します。
最後にこちら、手首などに巻くアクセサリー。普通メキシコではビーズを編んで作られるのですが、サルアミ産のは糸でできているように見えるのでこれに関してはまた調べてみます。
さて、先ほど出題したコマとヨーヨーは女の子の人形の下あたりにあるのでご確認くださいませ。
2.楽器
ギター同様6本の弦を持つのが、スペイン語で「大きなギター」を意味するギタロン。低い音が特徴で、日本ではチェロのように膝で抱えて演奏されるのが一般的です。
その他のちまっこいものたちはカバキーニョだと思うのですが…。こちらはあまり自信が無いので、間違っていたら遠慮なく指摘してください!
筒状のものがギロ。一般的にヒョウタンをくりぬいて作られます。
ギザギザな部分を棒でこすったり叩いたりして演奏します。
なんだか かき鳴らします 洗濯板! って歌声が聞こえてきそう。
そして、縦笛がカンクンという地方でつくられたもの。キビで作られたのでしょうか…? こちらも曖昧です。ごめんなさい。
あとのみんなは見た目通り。マラカスだったり太鼓だったりアコーディオン、でんでん太鼓もあるのには驚きですが。南米に古くから存在していてさらにびっくり。
これらのここに飾られた楽器たちが活躍している演奏を聞きたい! という方はぜひyoutubeなどで「マリアッチ」と検索してみてください。
3.陶器
スペインより輸入したキリスト教の聖書に登場する「生命の樹」がモチーフの個性豊かなこの置物たちは、メキシコで古くからキャンドルスタンドとして使われているものです。
お家にひとつあるだけでお部屋がにぎやかになりそう。
自然界にいたらおったまげるこれらのカラフルな動物や人形たちはアレブリヘと呼ばれるもの。とってもかわいらしい上、悪夢を食べてくれると言い伝えられています。ですが、これは観光客に買ってもらうための嘘だと言う説も…。
そんなところも市場らしくて楽しいですけれど!
4.その他
最後に、テーブル外の飾りのご紹介。
まずはおなじみのこちら!
ピニャータです。
悪魔がかわいらしく化けた姿といわれ、お祭りなどで子供たちが目隠しをしこの人形たちを棒でぶっ叩きます。中からはお菓子が出てくるのでためらいなんてありません。
また、元々は宗教色が強いものでここには飾られていませんが、7つに枝分かれした星型のピニャータは7つの大罪を表しているとされています。
明るい色彩は悪魔の誘惑、目隠しは信頼を、それらの罪を美徳のある棒で叩き悪魔を振り払う、という意味が込められていたそうです。
また、以前紹介したレボソだったり、
カゴに壺、土器だったりとどれもメキシコらしい鮮やかな色で溢れているのでぜひ注目してみてください!
今回は全てを解説できたわけではないので、また分かり次第更新していきたいと思います。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
魔宮Qライン-黒板
こんにちは!
ずいぶんご無沙汰になってしまいました。ヘイヘイバナナに日々勤しむとらです。
今回はインディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮のQラインの途中にある、インディが使っていたと思われる机の上の黒板に書かれていることについて自分なりに考察していきたいと思います。
以下の写真の様に分割してお話していくね。
①火? アトラトルではない
像12と同じ形状?
壁画の細部/宝の記録(RM:record management?)
像12
サラーがチェックしたとともに(W/Z:with)バグダッドへ送った:
ペルシャ-アフラ=マズダー
シュメール-マルドゥグ
アッシリア-アッシュール
以上の文が訳した結果です。
(ポンコツ英語なので間違っていたら遠慮なくコメント欄で指摘してください…!)
まず、アトラトルはこの黒板ではATALATALと書かれているのですがこれはATLATL(アトラトル)の間違いなのではないかなと思います。でも天下のイマジニアですから、きっと意味があるのでしょうがイマジネーションが足りず思いつきませんでした。ちなみに、アトラトルとは投槍器のことです。
次にサラーって誰? って方の為にオススメしたいのがインディ1作目、レイダース 失われたアークです! こんなおじさま。
http://ja.indianajones.wikia.com/wiki/サラー・モハメッド・ファイセル・エル=カヒール
何かと相棒には恵まれないインディ。サラーが良い人か悪い人なのかはぜひレイダースをみてくださいね!
さて、国名と共に記されてるのはみな神様の名前です。1人目からゾロアスター教の最高神、バビロンの都市神、戦いの神。これらの神様の姿形と像12は円状のものをたたえていることや、羽毛があることが似通っているのでおそらく羅列されたのだと思います。
②主要な神殿の壁画の細部
これはなんだ?
プラズマの違う型がスカルから出てくる
噴水? 火か水か
この像は魔宮ツアーが始まっていちばん初めに出会うクリスタルスカルのことを指しています。このことから、あの場にインディは行き一度この机に戻ってきたことが伺えてなんだかキュンとしちゃいますね。
③象形文字を見て
シウテクトリ(火の神) ケツァルコアトル(創造神)、
ミクランテクトーリ(死の神)、そして
ショチケツァル(植物の再生を神格化した女神)
この象形文字はヤシュチラン遺跡のケツァルコアトルの彫り物と関係している
門を見る?!
一番上のシンボルが文字でいう場所への鍵だ
ここで言う象形文字とは像12の周りの円に掘られているものでいいのですかね…? どれを指すのかイマイチ自信がありません。
また、ヤシュチラン遺跡にケツァルコアトルの彫り物がある、という記録が私が調べた限りでは出てこなかったのですが、何かご存知な方いらっしゃらないかしら。
黒板の文字の解説はここまででおしまいです。周りにある貼り紙はいま手元にある写真だと暗くて読めないので今度ゆっくり撮ってきます!
最後におまけ。ここの机に置いてあるラジオ。
これはロストリバーデルタの時代設定1930年代と合致する1933年に発売されたもの。それだけでなく、メーカーはクリスタルスカルの魔宮のスポンサー、パナソニックの前身 松下電器! しかも松下電器最初のラジオだという記念すべきものなのです。
それでは、アディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。
【ネタバレ写真】アウト・オブ・シャドウランド
先日、とうとうアウト・オブ・シャドウランドが本公開されましたが、それと共に録画を含め写真撮影が一切禁止になってしまいました。
ゲストのマナーの悪さが原因だったのか、元々本公開では禁止にするつもりだったのか…。
ということで、私はスニーク期間に2回撮影をできましたがこれらをTwitterにバンバンあげるのはなんだか心苦しいのでブログにまとめさせていただきます。
ネタバレやだよ! という方はこれ以上進まないでくださいね。
綺麗な場面が多いので、撮影が禁止になったのは残念ですが本来の劇場のマナーに沿ったと思えば…!
(本音を言うと、撮影に慣れてきたら探検家のコたちが持っていたノートの中身撮ったりしてニヤニヤしたかった!!!!!!)
…ごほん、それではアディオス アミーゴ!
またお会いしましょう。